帰宅途中の女子高生が殺害され鞄奪われる…未解決のまま12年以上 捜査特別報奨金の期間を再び1年延長
12年前、愛知県豊田市で女子高生が殺害された強盗殺人事件で、警察は有力な情報提供者に支払われる「報奨金」の対象期間を再び1年延長しました。
2008年5月、豊田市生駒町で当時高校1年生だった、清水愛美さん(当時15)が帰宅途中に何者かに殺害されバッグを奪われた事件は、12年以上が経った今も未解決のままです。
この事件では、犯人逮捕につながる情報提供者に最大で300万円の「捜査特別報奨金」が支払われますが、その期限が切れることから、10日からさらに1年延長されました。
愛知県警豊田署では10日朝、訪れた人にチラシ入りのマスクを手渡し、情報提供を呼びかけました。
豊田署の中尾署長は、「この事件の犯人はどんなことがあっても捕まえなければなりません。どんな些細な情報でも構いませんので、情報をお寄せください」と話しています。
情報提供は特別捜査本部のフリーダイヤル(0120-400-538)や、豊田署(0565-35-0110)で受け付けています。