新型コロナ患者の受け入れ態勢は…東海3県の病床使用率と重症者数 各県で医療スタッフが圧倒的に不足
新型コロナ感染者数の増加に伴い、懸念されるのが病院のベッドの数です。
新型コロナウイルス患者専用の病床の数とその使用率、さらに重症者の数をまとめました。
愛知県は9日の時点で900ある病床のうち使用率は48%、重症者の数は28人となっています。三重県は349ある病床のうち47%が使用されていて、重症者の数は6人です。岐阜県は病床数529のうち、8日時点で使用率は39%、1人が重症です。
各県の病床使用率はいずれも半数以下ですが、医療スタッフが圧倒的に不足しています。
さらに、重篤な患者に使用される人工肺=エクモは愛知が38台。全ての重症者に使われるわけではありませんが、台数には限りがあります。
またベッドはあっても医師や看護師、そして人工呼吸器などの機材とそれを操れる医療スタッフがいない…というのが現状です。