愛知県の藤田医科大学は、学生15人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

 藤田医科大学によりますと、12月14日に学生1人の感染が確認され、大学はこの学生の濃厚接触者として学生24人のPCR検査を行っていました。

 このうち4人の感染が新たに判明し、大学はこの学生らと同じ学科・学年のあわせて102人にも検査を実施したところ、さらに10人の感染が確認されたということです。

 学生はいずれも病院実習などは行っておらず、大学病院の診療に影響はないということです。

 飲み会や一緒にドライブに出かけたことで学生の間で感染が広がった可能性が高いとみられ、岩田仲生医学部長は「医療大学として感染防止に努めるなか、このような事態となり誠に残念。学園をあげて一層の感染防御に努めていく」と話しています。