将来的には「将棋会館」の誘致も…名古屋市と日本将棋連盟が連携協定 市の施設を連盟事業向けに提供
名古屋市と日本将棋連盟は、将棋文化の活性化に向けた連携協定を結びました。
17日、日本将棋連盟の会長らが名古屋市役所を訪れ、河村市長と面会。両者で将棋の普及を推進するため、協定を結びました。
愛知県瀬戸市出身の藤井聡太二冠の活躍を受け、名古屋市が将棋の普及のためできることはないかと持ち掛け、実現しました。
協定によって将棋連盟の事業で名古屋市の施設を提供するということです。
名古屋市は将棋連盟が主催する子供たちの練習会の会場として、昭和区の名古屋市公会堂を半額で貸し出すことを提案し、早ければ来年にも実現する見通しです。
将棋連盟と自治体が協定を結ぶのは、大阪府高槻市と東京都渋谷区に続いて3例目です。
名古屋市は将棋文化の振興に努め、将来的には現在東京と大阪にしかない将棋会館を誘致したい考えです。