戦中戦後にかけて愛知県警の警察官を務めた男性が、当時の様子を描いた絵画の展示会が開かれています。

 真っ赤な炎に包まれ燃え上がる名古屋城…。会場には終戦間際から戦後に名古屋で警察官として務め、4年前に89歳で亡くなった桜井純さんが当時を回想して描いた絵画280点が展示されています。

 絵には当時の様子が文字でも記録されていて、名古屋空襲の炎でオレンジに光るアメリカ軍の爆撃機・B29や、警察官として闇市を取り締まる様子なども描かれています。

 この展示会は、安城市歴史博物館で年明け1月11日まで開かれています。