田んぼ少ない地域で作られる…伊勢・宇治地区の正月飾り『宇治飾り』 稲わらでなく榊などの常緑樹で製作
三重県伊勢市の宇治地区に伝わる正月飾り「宇治飾り」の製作が、27日におかげ横丁で行われました。
宇治飾りは伊勢市宇治地区に伝わる正月飾りで、田んぼが少なくしめ縄に使う稲わらが手に入りにくかったため、サカキやマツなどの常緑樹で作られます。
作り手の高齢化などで今ではほとんど見られなくなっていて、数少ない作り手の1人、森田和夫さん(88)の指導で、おかげ横丁の従業員らが作り方を習いました。
完成した宇治飾りは新年1月7日までおかげ横丁の各店舗で飾られるほか、屋台で販売もされます。
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