名古屋証券取引所では1年の株取引を終え、毎年恒例の大納会が行われました。今年は新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、規模も縮小されました。

 大納会では、証券会社や証券取引所の社員などおよそ40人が集まり、手締めをして一年を締めくくりました。

 名古屋証券取引所の竹田正樹社長は、今年の日経平均株価について「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、3月には今年最安値となる1万6552円83銭まで急落したが、その後ワクチン開発の進展などからおよそ30年ぶりの高値を更新した」と振り返りました。

 日経平均株価の30日の終値は2万7444円17銭で、新型コロナウイルスの影響で大きく乱降下したものの、2年連続で上昇しています。