首都圏に出されている緊急事態宣言と、今の愛知県の感染防止対策の違いをまとめました。

 外出・移動について。首都圏に出されている緊急事態宣言は、午後8時以降の不要不急の外出自粛を求めています。それに対して愛知県は夜間の外出自粛、1都3県への移動自粛を求めています。「夜間の」という表現にとどまり、具体的な時刻は明言されていません。

 飲食店などに出されている営業時間短縮要請・協力金については、首都圏では午後8時まで、協力金は1店舗あたり1日6万円、要請に応じなければ店名を公表するとしています。愛知県は今のところ午後9時までと1時間遅く、協力金は1店舗当たり1日4万円となっています。

 出勤や登校について、首都圏ではテレワーク推進などで出勤する人を7割削減したいとし、学校に対しては休校の要請はしません。愛知県はテレワーク推進などで5割削減したいとしています。

 愛知県に緊急事態宣言が出された場合、基本的には首都圏に出されている規制がそのまま愛知県にも適用されると考えられます。