二酸化炭素の排出を実質ゼロにする「ゼロカーボン社会」の実現を目指すため、愛知県と大学、経済界が連携した協議会が設立されることになりました。

大村愛知県知事:
「このゼロカーボンに積極的に取り組んでいく。そして日本のフロントランナー、トップランナーとして取り組んでいく必要がある」

 19日に開かれた協議会の発起人会には、大村知事や名古屋大学の松尾清一総長、中部産業連盟の伊奈功一会長らが出席し、趣意書に調印しました。

 協議会では行政・企業・大学が連携し、ゼロカーボン社会の実現に向け先端技術の研究開発支援や実用化を進めるとともに、企業が進める脱炭素化の支援などを行うとしています。

 協議会では200から300の企業などの参加を目標としていて、今年4月に総会を開いて正式に発足します。