岐阜県高山市で、真冬の川に浸したそばの実を寒風にさらしてつくる「寒ざらしそば」の仕込み作業が進んでいます。

 凍てつく真冬の川に沈められるのは、およそ300キロのそばの実。高山市荘川町では、寒ざらしそばの仕込み作業が進められていて、21日は地元の人たちが水温2度の川に入り、秋に収穫したそばの実を水に浸していきました。

 そばの実は7日間川に浸し、その後1か月寒風にさらして乾燥させることで、独特の甘みを引き出すということです。

 寒ざらしそばは、限定3000食で6月1日から町内の飲食店で味わえるということです。