名古屋めしが宇宙へ。和食チェーン「サガミ」が開発した宇宙食をJAXAが認証しました。

 名古屋に本社を置くサガミホールディングスなどが開発した宇宙食は「鶏の味噌煮」で、地元食材の名古屋コーチンを八丁味噌で煮込んだ名古屋めしです。

 サガミホールディングスは、2017年から食品メーカーや大学と共同で宇宙食の開発に取り掛かり、1月18日にJAXAが宇宙食として認証しました。

 宇宙食には流動食が多いということですが、この味噌煮は煮込む時間を調整して噛み応えを残したほか、常温でもおいしく食べられるように味付けにも工夫したということです。

 JAXAからはすでに30食の注文が入っていて、今年の春ごろに国際宇宙ステーションに滞在する予定の宇宙飛行士・星出彰彦さんにも提供される見通しです。

※画像はサガミホールディングス提供