27日から愛知・岐阜の冬季国体が始まりますが、一部の自治体は棄権の意向を示しています。今年9月に三重県で開催される『とこわか国体』について、鈴木知事は26日の大会推進本部の会議で「参加者の不安を払しょくしてほしい」と職員に呼びかけました。

鈴木三重県知事:
「何とかこの大会を開催してほしいと全国のアスリートも思っていると思いますので、とにもかくにも安心・安全な大会を」

 26日朝に開かれた大会開催推進本部の会議で、鈴木知事は一部の自治体が棄権の意向を示している愛知・岐阜の冬季国体に触れた上で、「移動などで不安に思っている参加者の不安の払しょくに全力で取り組んでほしい」と職員に呼びかけました。

『三重とこわか国体・とこわか大会』は新型コロナウイルス対策のため、開会式と閉会式の観覧客を当初の8000人から300人に縮小し、出場選手は式典会場とは離れた会場からオンラインでの参加を予定しています。

 また、会場での観戦人数の制限が想定されることから、応援コメントが画面上に表示できるようようなインターネットでの競技の配信を検討しています。

 三重とこわか国体・とこわか大会は、9月25日から1か月間での開催を予定しています。