愛知県の大村知事は国の緊急事態宣言について、入院者数の状況などから国に対して「緊急事態宣言の延長はやむを得ない」と伝える意向を明らかにしました。

大村愛知県知事:
「引き続き厳しい状況にあるという厳しい認識を(国に)申し上げ、これが今週、あと4,5日で500人を割り込んでいくのはなかなか難しいのではないか。緊急事態宣言の延長はやむなしではないかと申し上げるつもりであります」

 大村知事は記者会見でこのように述べ、医療体制がひっ迫していることから緊急事態宣言の延長はやむを得ないという考えを、この後、西村経済再生担当相に電話で伝える意向を明らかにしました。

 また宣言解除にむけては「入院者数がポイントになる」とした上で、仮に1か月程度延長した場合でも、感染防止対策を徹底し「できれば途中で解除にもっていきたい」と述べました。