13日深夜、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震があり、東海地方では名古屋などで震度3を観測しました。

 この地震で、東北新幹線が運転を見合わせるなど交通機関に影響が出たため、県営名古屋空港からは現地とを結ぶ臨時便も運航されました。

 13日深夜、宮城県や福島県で最大震度6強を観測した地震。住宅などへの被害が相次ぎ、これまでに150人以上のケガ人が確認されています。

 14日、愛知県豊山町の県営名古屋空港。地震で東北新幹線が運転見合わせになるなど交通機関に乱れが出たことから、急遽岩手県の花巻空港とを結ぶ臨時便が運航。夕方到着した臨時便には多くの乗客の姿が見られました。

花巻空港からの乗客:
「新幹線で本当は岩手から東京に帰りたかったんですけれど、新幹線が動いてなかったので、名古屋経由で今から東京に帰るところです」

別の乗客:
「新幹線が止まっちゃって、もともとこっちに住んでいて、嫁さんの実家が宮城なので。本当に助かりました、どうしようかなと思ったんですけど」

 一方、14日の中部国際空港。午前中、仙台からの便が到着。乗客は地震発生当時の生々しい状況を語りました。

仙台からの乗客:
「マンションにいました。かなり揺れました。揺れる時間が30~40秒くらい続いていましたけど。けっこうモノが倒れて、部屋の中がごちゃごちゃでしたけど」

 東日本大震災を思い出したと話す人も…。

別の乗客:
「10年経とうとしているところで『みんな緩んでるじゃないの』と、一発リマインドを入れられたんだろうなと」