五輪に関連する選手3人出場…名古屋ウィメンズマラソン 五輪代表・鈴木亜由子が地元で初のフルマラソンへ
今年は1万1000人の市民ランナーが参加する名古屋ウィメンズマラソン。17日に招待選手が発表され、レジェンド・瀬古利彦さんは「レベルの高い大会になる」と断言です。
日本陸連の瀬古利彦さん:
「オリンピックに関連する選手が3人出るということで、非常にレベルの高い大会になるんじゃないかなと思っています」
3月14日にスタートを切る名古屋ウィメンズマラソン。17日に招待選手が発表されました。
注目は愛知県豊橋市出身、東京オリンピックマラソン日本代表の鈴木亜由子選手です。
瀬古利彦さん:
「監督はいい練習ができていると言っておりましたので、きっと自己新記録を目指して走ってくれるものと思っております」
鈴木選手はこれが初めて地元で走るフルマラソン。8月の東京オリンピックに向け、最後のマラソン挑戦となります。
鈴木亜由子選手:
「地元なので、できることなら良い走りがしたい。地元の応援は温かいと思うので、良いプラスの力に変えて気持ちよく走れたらいいなと思います」
その鈴木選手の持ちタイムを上回るのが松田瑞生選手(東京五輪補欠)。去年の大阪国際女子マラソンで自身2度目の優勝。現役選手で3番目に早いタイムを持っています。
その他、名古屋で2時間23分の自己ベストを出した小原怜選手(東京五輪補欠)や、佐藤早也伽選手。2019年に日本人トップでフィニッシュした三重県出身の岩出玲亜選手などが出場します。
瀬古利彦さん:
「(岩出選手は)大阪国際女子マラソンで途中転倒して心配していたんですが、何とか食らいついていって最後まで岩出さんらしい走りをしていただきたいなと思っています」
2021年のホワイトデー。女子マラソン日本トップレベルの戦いが名古屋でスタートします。