岐阜県に住む50代の女性が新型コロナウイルスの変異株に感染していたことが分かりました。東海3県で変異株の感染が確認されるのは初めてです。

 新型コロナウイルスの変異株への感染が確認されたのは岐阜県内に住む50代の女性です。

 女性は2月下旬に新型コロナへの感染が確認されていて、その後県による変異株の感染を調べるPCR検査で陽性が確認されていました。

 県の検査結果を受けて国立感染症研究所で女性の検体を詳しく検査したところ、3日、南アフリカ型の変異株への感染が確定したということです。

 女性はこれまでのところ変異株の感染者との接触や海外渡航歴は確認されておらず、詳しい感染経路は分かっていません。

 一方、女性の接触者で県内在住の3人についても既に変異株の陽性が確認されていて、現在国が詳しい検査を進めています。