解放感に浸る若者いる一方で…飲食店への時短要請の解除初日 店からは「また第4波とか」「安心できない」
岐阜県で飲食店への営業時間短縮要請が解除され、8日に初めての夜を迎えました。およそ2か月半ぶりに全面解除となり、岐阜市の繁華街では客足が増えた一方で、飲食店からは不安の声も聞かれました。
8日夜、JR岐阜駅近くの繁華街「玉宮」。
岐阜県内全ての飲食店を対象に出されていた営業時間短縮要請が解除され、わずかではありますが人出も増えたといいます。
飲食店の客:
「めっちゃ久しぶりです。(予定より)3か月遅れぐらいです。(時短解除が)遅かった、マジでしんどかったです」
年末からおよそ2か月半に渡った今回の「時短要請」。解除の解放感にひたる人の姿もみられましたが、その一方で飲食店からは不安の声も…。
飲食店店員:
「これからが逆に大変です。お客さんがどれだけ戻るか非常に心配です。また第4波とか、油断すると大変なことになるので、今年は(今後も)同じように緊急事態宣言のようなイメージで気を付けようとは思っています」
別の飲食店店員:
「解除になったことによって、もろ手を挙げて安心できる状況ではまだないと思いますので、感染対策をしっかりとった上でご利用いただきたいなと思っています」
岐阜県は時短要請を解除したものの、引き続き宴会を伴う歓送迎会など、感染リスクが高まる春の行事を控えるよう県民に求めています。