名古屋市の河村たかし市長は、4月の名古屋市長選挙に4期目を目指して出馬する意向を表明しました。

 河村市長(72)は19日午前に取材に応じ、4月の名古屋市長選に、市政史上最長となる4期目を目指して出馬する意向を明らかにしました。

河村名古屋市長:
「名古屋の皆さん、愛知県の皆さんのために、誠心誠意やらせていただきたいと決めました」

 新型コロナ対策の強化や、スクールカウンセラーの全小学校への配置を始めとした子どもの支援の拡充などを訴えます。

 一方、すでに出馬を表明している横井利明市議会議員(59)は、市長給与を愛知県民の平均給与と同じ年間544万円へ引き下げることを選挙公約に盛り込む方針です。年間800万円の河村市長に対抗します。

横井市議:
「544万円、これは愛知県内の全ての労働者、全部の給料の平均ですから、全く市民目線で働くという決意を示したものです」

 このほか市長選には、政治団体共同代表の尾形慶子氏(63)も出馬を表明していて、4月11日告示、25日投開票です。