名古屋の科学館で、珍しい「縁起物」の展示が始まりました。

 名古屋市中区のでんきの科学館で、25日お披露目されたのは「貫通石」。貫通石はトンネルが貫通した地点で採れる石のことで、トンネル工事は難しく無事に終わったことは難関突破、初志貫徹の意味に繋がることから、合格祈願のお守りにもされています。

中部電力再生可能エネルギーカンパニーの担当者:
「貫通石が初志貫徹、難関突破の象徴として縁起物とされていますので、ぜひ皆さんに触れていただきたいと思って」

 この貫通石は、中部電力が工事を進めている長野県・清内路水力発電所の導水路トンネルで採れたもので、当面の間、でんきの科学館で展示するということです。