
名古屋市港区では、高潮で最大9.9メートルの高さまで浸水すると想定しています。
愛知県は30日、最大規模の台風が発生した際、高潮でどの程度浸水するかを示す「高潮浸水想定区域図」を公表しました。
愛知県が7年ぶりに改定した浸水想定では、過去最大の「室戸台風」級の台風が発生した場合、名古屋市や西尾市、田原市、弥富市など、34市町村であわせて7万1420ヘクタールが浸水するとしています。
また、名古屋市港区や弥富市、愛西市のいわゆる「ゼロメートル地帯」に加え、豊橋市も最大9.9mの高さまで浸水するとしています。
一方、高潮による河川の水位の上昇により堤防が決壊することで、名古屋市西区や北区、清須市、一宮市など内陸部でも浸水が広がると予想しています。
今後、この想定をベースに、各市町村がハザードマップを作るということです。
※画像は愛知県のHPより