例年より10日程早く開花…満開の桃の花に授粉作業 順調に生育進めば6月上旬頃に早生品種の桃収獲へ
愛知県豊田市で桃の花が満開となり、授粉の作業が始まりました。
愛知県豊田市は、猿投地区を中心に47の農家が桃を栽培する県下有数の産地です。
例年より10日ほど早く開花した桃の花は今が満開で、畑では農家の人が専用の道具を使って、花粉の少ない品種の花に別の花から採った花粉を丁寧につけていました。
JAあいち豊田の担当者は「穏やかな風の少ない日を選ぶのが私たちの人工授粉のポイント。3月中に満開になるというのはあまり経験がない」と話しています。
桃の花の授粉作業は1週間ほどで終わり、順調に生育が進めば6月上旬頃には早生品種の桃が収穫できるということです。