市職員と自治会長の間に不適切な関係の疑惑…津市が「内部統制室」設置へ 外部からの不当要求等の解決図る
三重県の津市は、職員が不当な要求をされた際に相談ができる内部統制室を設けます。
津市の前葉泰幸市長は2日の会見で、職員が外部から不当な要求を受けた際、警察とも連携を図り解決する「内部統制室」を市の組織に設ける方針を明らかにしました。
内部統制室は、人事課の職員2人と三重県警出身の2人のあわせて4人体制で発足する見込みです。
津市では、相生町の自治会長・田辺哲司容疑者(61)が、自治会のごみ箱などの設置を巡り補助金をだまし取ったとして逮捕され、市職員との間に不適切な関係があったとの疑惑が浮上しています。
前葉市長は「何か起こったときに、自らソリューション(解決策)を出せるような組織にしたい」と話しています。