三重県志摩市の県道で今月5日、道路脇に設置された反射材付きのポール50本がなくなっているのがわかりました。県は何者かが持ち去った可能性が高いとみています。

 志摩市磯部町的矢の県道47号線で2日午前、道路を管理する県の職員が、道沿いに設置された反射材付きのポールがおよそ250メートルにわたり抜き取られ、谷底へ捨てられているのを見つけました。

 週明けの5日になって回収作業をしたところ、抜き取られた63本のうち50本がなくなっていることがわかりました。ポールは高さ150センチメートルほどの鉄製で、被害総額は3万円ほどになるということです。

 過去にもポールが抜き取られる被害は何度かあったということで、県は何者かが持ち去った可能性が高いとみて、警察に被害届を提出することにしています。