業務行う支所へのバス運行…職員の新型コロナ感染で区役所が閉鎖 8日一部再開も「急ぎの用件以外控えて」
職員ら8人が感染した名古屋市の緑区役所は7日、業務を停止し、閉鎖しました。
7日朝の緑区役所…。
(リポート)
「緑区役所の入り口には閉庁を知らせる張り紙が貼られていて、中に入ることはできません」
職員ら8人に新型コロナの感染が確認されたことを受け、7日臨時で閉鎖されました。一方で、閉鎖を知らずに訪れた市民もいて、職員が説明にあたる姿も…。
訪れた市民:
「住所変更に来ました。びっくりしましたね。そういうことあるんだと思いましたけど、でも仕方ないですよね」
別の市民:
「有休取って来たから残念だった。(コロナの広がりに)不安は大きくなるね」
感染した8人のうち1人は変異ウイルスで、市は建物の消毒をして、職員は自宅待機やリモート勤務となりました。閉鎖を知らずに訪れた人のためには、こんな措置が…。
(リポート)
「今、緑区役所と徳重支所をつなぐ臨時バスが出発していきます」
緑区役所の徳重支所は通常業務を行っているため、市は徳重支所への臨時のシャトルバスを30分ごとに運行させました。徳重支所には、普段よりも多くの人が住所変更などの手続きに訪れていました。
緑区役所は8日、他の区役所などから職員の応援を受けて一部の業務を再開する予定ですが、急ぎの用件以外は控えて欲しいとしています。
また3月29日以降、緑区役所に訪れた人で発熱などの症状がある人は、受診・相談センター(052-249-3703)に電話するよう呼びかけています。