岐阜市に7日、不登校の生徒を対象とした公立中学校が開校しました。

 岐阜市に開校した市立草潤中学校は、東海地区で初となる公立の不登校特例校で、1年生から3年生までのあわせて40人が入学しました。

 草潤中学校では、生徒一人一人の生活実態に合わせ個別にカリキュラムを編成し、年間の授業時間は一般の学校の4分の3ほど。登校を義務付けずオンライン学習なども積極的に取り入れます。

入学した生徒:
「草潤中学校では自分の意見をはっきりと言えるように頑張りたいです。そして、大好きな音楽も精いっぱい頑張りたいです」

 制服は無く生徒は自由な服装で登校できるほか、校内にはテントやハンモックを設置した図書室もあり、井上博詞校長は「学校らしくない学校を作っていきたい」と話していました。