6日、中日対DeNAの一戦。1回表2死2塁の場面で飛び出した根尾昂選手の好プレー。

 バンテリンドームナゴヤが沸いたこの守備を、山本昌氏と立浪和義氏のドラゴンズのレジェンド解説者の2人はどう見たのか。

山本昌氏:
「150キロ投げられる人は遠投で120メートル投げられると言われています。今回はダイレクトでもちろん投げられますが、肩が強くてあの距離だとボールが上にいってしまうこともあるので、ランナーが足の速い桑原選手と言うのもわかっていながら、おそらくワンバウンドでキャッチャーがタッチしやすいところに正確に狙って投げていると思います。肩が強くて状況を見ながら正確に投げられるのは、英智クラスのバックホーム。それくらい素晴らしいプレーでした」

立浪和義氏:
「自分自身も内野手から外野手へのコンバートの経験がありますが、外野手が前に走りながらゴロを捕球しバックホームするのは、実は凄く難しいプレーなんです。改めて凄い外野手になる可能性があると思います」

 攻守でファンを魅了する選手へ…。根尾昂選手の挑戦は始まったばかりだ。