名古屋市では7日、新たに103人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。感染が判明したのは10歳未満から90代の103人で、名古屋市で1日に確認された新規感染者数が100人を上回るのは、1月23日の101人以来74日ぶりです。

 このうち20代から60代のまでの男女13人は、すでに7人に感染が確認されていた職場の同僚で、県が8日にもクラスターに認定する見通しです。

 市によりますと、7日に発表された感染者の中には、3月下旬に飲食を伴う花見をした人や出張や旅行で東京や大阪、沖縄や北海道に滞在した人が複数含まれているということです。

 市は懸念されていた年度替わりの人の動きによる感染の広がりが検出されているとみています。

 担当者は現在の感染状況について、前週に立てた見通しに比べ予想外に増えているとし、「第4波に突入したと考えてもいい状況にある」との見解を示しました。