12日から高齢者向けのワクチン接種が始まりました。

 愛知県は、名古屋市で14日から「中区在住の80歳以上」を対象に接種が始まります。4月は国から供給されるワクチンの量がまだ少ないため、高齢者施設の入居者や年齢順など、対象を限定してスタートする自治体がほとんどです。

 西尾市と安城市には今週1箱届く予定で、いずれもこの日から高齢者施設の入居者を対象にスタートする予定です。届く正確な日程はまだ分かっていないというこで、もし間に合わなければ日程も遅らせるとしています。

 来週は、春日井市や豊田市、再来週は東海市や江南市も開始日を決めています。12日時点では4月下旬予定だった半田市は、開始日が26日に決まりました。このほか、一宮市や岡崎市などはいずれも4月中の開始を目指しています。

 国からのワクチン供給量は5月以降に増える予定のため、65歳以上の一般の高齢者を含め接種が本格化するのは、ゴールデンウイーク以降になるとみられています。