金シャチ降臨に沸く名古屋・栄に、ユニークなお菓子が登場です。

 名古屋市中区の名古屋三越栄店。その地下1階、「両口屋是清」に登場したのが…。

(リポート)
「こちらですね。金シャチがミニサイズになっています」

 砂糖や餅粉などでかたどられた金シャチの「落雁」。明治時代から伝わる金シャチの木型をおよそ3.5センチに小さくしたものを使い、白あんも練り込んであります。

(リポート)
「いただきます。甘いですが優しい甘さで、くちどけなめらかでおいしいです」

買いに来た客:
「興味で買いに来ました。1回食べてみようかなと」

別の客:
「北海道の子に送ってあげようかなと思って。今来たら『あっ、金シャチだ!いい』と思って」

 職人が一つ一つ手作業で作っているため、数に限りがあり、午前中で売り切れることも…。

両口屋是清・企画部の担当者:
「金シャチが下りてきまして、皆さんすごく楽しみにされてますので、こちらのお菓子を召し上がっていただいて、皆さん笑顔になって生活していただけると本当に嬉しいですね」

 普段は、名古屋城にある「金シャチ横丁」の土産店限定の販売ですが、金シャチの特別展覧イベントに合わせて、三越でも期間限定で販売されることになりました。

 会場の「ミツコシマエヒロバス」では、金シャチにちなんだグッズが他にも…。名古屋の街並みと金シャチがコラボした会場限定販売のミニタオルに、せんべい。

 中でも人気なのが、金シャチと歴代の名古屋城城主が描かれた「シャチ印」。7代目城主・徳川宗春などがイケメンの美少年風に描かれていて、先週末は2日間で500枚ほど売れたと言います。

 戦後復興のシンボルとして名古屋の街を見守ってきた「金のシャチホコ」。今は、新型コロナで元気がない名古屋の街を活気づけます。