三重県津市の養豚場で「豚熱」の感染が確認され、県はこの養豚場で飼育するおよそ1万頭の豚を殺処分する方針です。

 三重県によりますと、13日朝、津市内にある養豚場から「子豚8頭が死んでいる」と連絡があり、県の検査で豚熱の感染が確認されました。

 県は養豚場で飼育しているおよそ1万頭の豚を殺処分する方針です。

 死んでいたのは、豚熱のワクチン接種を間近に控えていた生後40日から70日程度の子豚で、周辺の養豚場の豚はすでにワクチンを接種していることなどから、豚の移動や搬出の制限はしないということです。

 三重県内の養豚場で、豚熱が確認されたのは、およそ4カ月ぶりです。