大きなコブのある牛と荷物を頭に乗せて運ぶ人たち…。異国情緒あふれる台湾の雰囲気を描いた日本画です。

 14日からジェイアール名古屋タカシマヤで始まったのは、大正から昭和にかけて活躍した画家・山口蓬春さんの作品展で、会場には約50点が展示されています。

 約2メートルほどの掛け軸に緑にあふれる庭を描いた作品は、「金泥」という金を溶かした貴重な絵の具を使い、樹木や池の水の輝きを表現しています。

 14日はオープニングセレモニーも行われ、訪れた多くの人が作品をを楽しんでいました。

 この展覧会は4月26日まで開かれます。