江戸後期に流行したコレラでの混乱も…江戸から大正にかけ編纂された疫病関連の書物の展示会
江戸時代から大正にかけ編纂された疫病に関する書物を紹介する展示会が、愛知県西尾市の岩瀬文庫で開かれています。
会場には、江戸時代初期から明治、大正にかけ編纂されたコレラや天然痘などの疫病に関する記録や対処法、庶民のまじない等を記した書物35点が展示されています。
江戸時代後期に流行したコレラについて伝える「頃痢流行記」の挿絵では、混雑する火葬場が描かれ、当時の混乱ぶりがうかがえます。
この展示会は5月23日まで開かれています。