知事と対立し議会とは緊張関係…4期目の当選果たした河村市長 取り巻く環境変わらない中「総仕上げ」へ
25日の名古屋市長選挙は、河村たかし市長が4期目の当選を果たしました。自身の集大成と位置づける4年が始まります。
河村名古屋市長(25日午後10時ごろ):
「日本でただ一つ、日本で一番税金が安く、一番福祉の充実した街、な~ご~やということで。名古屋の皆さんには本当にサンキューベリーマッチ、ありがとう」
接戦を制し、4期目の当選を果たした河村市長。25日夜は支援者らと喜びを分かち合った後も、遅くまで会見やテレビ出演をこなしました。
一夜明けた26日朝、その姿は名東区にありました。
河村名古屋市長:
「まぁ色々あったけど、めげずにしっかりやりゃーよというのが、市民の皆さんからの温かいご信託ということだと思います」
毎回恒例の、当選後の一社駅前での街頭活動。それを終えると東区の事務所でマスコミの取材対応です。
河村名古屋市長:
「(Q.寝られた?)寝たのは4時頃でにゃーかな。起きたのは5時半。(Q.一夜明けての気持ちは?)そりゃー何からかと言ったら、コロナをしっかりやらないかんけど、そりゃ当然やりますので、ご心配なく」
午前中に登庁して当選証書を受け取ると、午後には定例の記者会見に。改めて4期目への意気込みを語りました。
河村名古屋市長:
「コロナに対してどう対応していくかということが、まず中心になります。『一人の子も死なせない名古屋』ということに英知を結集していく」
しかし、市長を取り巻く環境は以前のまま。
大村知事とは対立し、市議会とは緊張関係が続く中、マニフェストで掲げた電子マネーでの買い物で最大2万円分のポイント還元を始めとした政策は実現できるのか。「総仕上げ」の4年が始まります。