元天皇の料理番が手掛けた味を、自宅で手軽に楽しめます。

 ナイフを入れただけで、ほろほろと崩れるほど柔らかく煮込んだほほ肉の赤ワインシチュー。この料理を手掛けたのは…。

宮田シェフ:
「杉本食肉産業の宮田です。以前は宮内庁の大膳課で、元天皇の料理番として仕えておりました」

 宮田拓矢シェフ。かつて宮内庁大膳課に所属し、園遊会や宮中晩さん会で腕を振るい、秋篠宮家にも仕えました。現在は名古屋の肉の名店「スギモト」のシェフとして、取り寄せ商品などの料理を中心に担います。

 4月に発売した『ほほ肉の赤ワインシチュー』では、煮込む際に日本酒を、仕上げには醤油を使いました。

宮田シェフ:
「フランスで修業した経験と、その後に自分のオリジナルを加えて、ちょっと和風に日本人テイストで、今回の味にいたしました」

 さらに去年の夏に発売した「チキンフルーツカレー」は、皇室の味を色濃く再現したと言います。

宮田シェフ:
「甘口のチキンカレーは、以前私が宮内庁に勤めていた時に、秋篠宮家でお出ししたカレーです。私が勤めていた時は、まだ眞子さま、佳子さまがご幼少の頃で、紀子さまから『お子様にも食べやすいカレー』というリクエストがありまして」

 紀子さまから依頼され、幼い眞子さま・佳子さまに向けて作った味を再現しました。

宮田シェフ:
「よくキッチンに眞子さま、佳子さまが入ってこられまして『宮田さん、今日のご飯はなぁに?』とご質問していただいて、『今日はカレーですよ』と。最後に白いお皿が返って来た時が、美味しかったんだという風に…」

 フルーツや野菜をたっぷりと使い、優しい味わい…。

 こうした特別な取り寄せ商品は全6品で、スギモト本店の店頭かネットで買うことができます。真空パックに詰められ冷凍されているため、湯煎するだけで楽しむことができます。