ゴールデンウィークも5月5日、最終日となりました。県をまたぐ移動の自粛が呼びかけられる中、コロナ下の連休は皆さんどう過ごしたのでしょうか。

20代の会社員男性:
「10か11連休。基本家にいました。ずっと(アマゾン)プライムビデオ見てました」

30代の4児の母親:
「ほとんど家やったんで、子育てに追われたGWでした。子供同士のケンカがすごかったですね。ストレスがたまっていると思います。ずっと家になので」

同・父親:
「実家に行ったら行ったで、うつしてしまったら困るので。それは行けないなと」

 やはり家に巣ごもり、帰省も自粛という人が多くいらっしゃいました。一方、この「おうち時間」を活用した人も。

40代の会社員男性:
「屋外の倉庫の掃除とか、いつもやらないところをやっていました。だいぶ断捨離できました。ごみ袋10袋くらい、スッキリしました」

20代の女子大学生:
「昔ダンスをやっていたんですけど、(家で昔の)ダンスの動画を探して思い出を振り返ろうかなみたいな。すごい年を取ったなと」

 また犬を飼っている夫婦は…。

犬を飼っている夫婦:
「(自分たちは)特に何も思い出がない…」
「ドッグランを貸し切りにして、犬ファーストの休みでした」

 JR名古屋駅の新幹線ホーム。きょうの自由席の乗車率は、最高でも上りの90パーセント。空席が目立ちました。

父親の見送りにきた子供:
「(栃木に戻る)お父さんのお見送り。公園で遊んだこと(が楽しかった)」

その母親:
「主人が単身赴任をしていて、いつもコンビニ弁当なので。今回は朝昼晩ずっと食事を作ってばかりのゴールデンウィークでした」

帰省先の兵庫県からの男性:
「(実家で)犬の散歩を2時間ぐらいしてました。犬の散歩は楽しいけど、犬も疲れるということが分かりました」

 中には、コロナ禍ならではの事情を抱えた人も…。

大阪から帰省した女性:
「名古屋に今日帰って来たところ。(大阪に)緊急事態宣言が出ているので、何連休というか仕事が今なくて。緊急事態宣言が明けるまでは実家かなと」

 中部国際空港の国内線到着ロビーでは…。

(リポート)
「今年は例年に比べ、帰省客が少ない印象を受けます」

 連休中の国内線の予約数は、全国に緊急事態宣言が出されていた去年に比べおよそ4倍に増えましたが、それでも通常時の4割ほど。利用客の姿もまばらでした。

屋久島に旅行した男性:
「今日は屋久島から帰ってきました。キャンプしてきました。不特定多数と関わることはないようにしようと思いまして」

長崎に帰省した男性:
「長崎に里帰りです。自分の妻の実家なもんで。おばあさん(妻の母親)に孫を見せないかんということで、90歳になるもんで」

 今年も多くの方にとっては、「我慢のゴールデンウィーク」となったようでした。