岐阜県では11日、新たに126人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。1日の感染者が100人を超えるのは5日連続です。

 感染が確認されたのは0歳から80代までの126人です。

 これまで10代の男子部員1人に感染が確認されていた朝日大学の運動部では新たに6人の部員に感染が判明し、県がクラスターに認定しました。朝日大学では、10日に別の運動部でもクラスターの発生が確認されていました。

 県内ではこの他にもゴールデンウイークに集まった友人同士の飲食に関連したクラスターなど、新たに4つのクラスターが認定されています。

 また11日は、高山市の70代男性と大垣市の50代女性の2人が亡くなったことも発表されたほか、これまでの感染者19人に、変異ウイルスの感染が判明しました。

 病床使用率は11日時点で57.4%となっていて、県の担当者は「このまま感染者が増えると、必要な方が入院できなくなる状況の一歩手前まできている」と話しています。