名古屋市では19日、新たに262人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。劇場のスタッフや演者ら17人に感染がわかり、クラスターとなっています。

 感染が確認されたのは10歳未満から90代の262人で、過去最多となった5月13日の269人に次ぐ2番目の人数です。

 このうち半数を超える139人の経路がわかっていません。

 名古屋市の劇場で18日までに15人の感染がわかり、県がクラスターと認定しましたが、19日にも新たに2人が陽性となったため、あわせてスタッフや演者ら17人のクラスターとなりました。

 市によりますと、ステージと客の距離が十分に保たれていたことなどから、客は濃厚接触者にならないということです。

 19日は入院していた高齢者2人が亡くなったことも発表され、市内の死者は累計で314人になりました。