高須院長の女性秘書が大量の署名に指印押す不正に関与か 高須院長「何百人もいたそうでその中の1人です」
愛知県の大村知事へのリコール運動を巡る署名偽造事件で逮捕された事務局長の次男が、アルバイトに署名の書き写しを直接指導していたとみられることが分かりました。
リコール団体の事務局長・田中孝博容疑者(59)、妻のなおみ容疑者(58)、次男の雅人容疑者(28)ら4人は去年10月、佐賀市でアルバイトを動員して大量の署名を偽造した疑いで逮捕され、20日朝送検されました。
警察は4人の認否を明らかにしていません。
その後の関係者への取材で、田中容疑者の指示を受けた次男の雅人容疑者が佐賀市でアルバイトに署名の書き写しの方法を指導し、妻のなおみ容疑者も立ち会っていたとみられることが新たにわかりました。
また、雅人容疑者が名簿の原本などを愛知県から車で運んだとみられます。
佐賀県でアルバイトをした男性:
「次男の方は私が座ったすぐ左前の席に座っていらっしゃったのかな。『これは行政の指示でやってるから大丈夫ですよ』みたいな」
一方、関係者への取材で、リコール団体のトップで高須クリニックの高須克弥院長の女性秘書が、大量の署名に指印を押す不正に関与したとみられることがわかりました。
高須院長:
「『(田中)事務局長の要請だから』と言ってやったんだそうですけど、何百人もそういうこと(指印)をしている人たちがいたそうでして、その中の1人です」