大型商業施設への「土日休業要請」の効果は…名古屋駅の人出は前週比でわずかに減少 日曜の栄は変化なし
新型コロナの感染拡大をうけて、愛知県が大規模商業施設に対して土日の休業を要請しましたが、特にデパートの休業で名駅や栄の人出は、感染拡大前と比較してどれほど変わったのか調べました。
※2020年1月18日(土)~2020年2月14(金)4週間の休日15時時点の平均と比較しています
NTTドコモのモバイル空間統計のデータによりますと、名古屋駅は3回目の緊急事態宣言が出されて初めての週末となった15日土曜日と16日日曜日は、感染拡大前と比べて土曜日がマイナス33.4%、日曜日がマイナス41.5%でした。
食料品などを除いて百貨店が休業した22日土曜日と23日日曜日は、それぞれマイナス36.6%とマイナス44.2%で、土曜日が3.2ポイント、日曜日が2.7ポイントとわずかに人出が減りました。
栄は、22日土曜日は前の週に比べて6.6ポイント減。しかし好天だった23日日曜日は、前の週と変わらない人出だったことが分かります。
百貨店自体の来店客数は名古屋栄三越で3割ほど、松坂屋名古屋店は1割以上、ジェイアール名古屋タカシマヤは5割ほど減ったということです。
休業要請の対象となる家電量販店やパチンコ店は、通常通りの営業を続けたところもありました。