中部電力は25日、静岡県袋井市に「植物工場」を建設し、レタスを栽培すると発表しました。

　中部電力の林欣吾社長は25日の記者会見で、植物工場の建設・運営を行う新会社を今年7月をめどに設立すると発表しました。

　今年10月から静岡県袋井市で工場の建設を進め、2024年1月からレタスの生産開始を目指します。

　工場内ではLEDの光を当ててレタスを栽培し、1日当たり10トン・およそ5万株が生産できるということです。

　林社長は「世界最大級の規模となり、農業従事者の減少や異常気象による不安定な食料供給という課題の解決に寄与したい」と話しています。

※画像は中部電力提供