年間約200トンを廃棄…滑走路近くの緑地で刈られた草を「牛のエサ」に 空港が近くの農場と提携
愛知県の中部国際空港が半田市の農場と提携し、滑走路周辺で刈られた草が牛のエサになることになりました。
中部空港には非常時に緊急着陸する飛行機の衝撃を和らげるため、滑走路の近くに緑地が設けられていて、年間およそ200トンの刈草が廃棄されています。
この刈草を活用しようと空港は11日、「知多牛」などを飼育する半田市の農場と提携し、今後刈った草を牛のエサや堆肥にすることになりました。
中部空港では、農場でとれた牛乳を加工した乳製品の販売も検討しています。