三重県では11日、新たに15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、四日市市や津市などに住む10代から80代までの男女15人です。

 鈴鹿市の80代男性は、県内の福祉施設に入所していて、5月26日に発熱しましたが、別の持病もあったことなどから医師の判断で6月9日に検査を受けて、陽性が判明したということです。県は施設の入所者と職員、合わせて約60人の検査を進めています。

 名張市の高校に通う男子生徒は、同居の家族の感染がわかり、検査を受けて陽性が判明しました。この男子生徒は頭痛などの症状が出た後は学校を休んでいましたが、発症前日までは登校していたため、県は学校の生徒など34人を検査することにしています。

 三重県の11日時点の病床使用率は25.3%、累計の感染者は5096人です。