現役の『マトリ』が高校生に講演 生徒に違法薬物の恐ろしさ語る「人生ボロボロにした人を何人も見てる」
現役の厚生労働省麻薬取締官・通称「マトリ」が30日、愛知県春日井市の高校で違法薬物の恐ろしさを訴えました。
麻薬取締官:
「近年、高校生でも薬物で捕まる人が出てきています。薬物で人生ボロボロにした人を何人も見てきています。なかなか戻れないんです」
30日、春日井商業高校の生徒らに講演をしたのは、厚生労働省東海北陸厚生局麻薬取締部、通称「マトリ」の現役捜査員です。
20年以上薬物犯罪を捜査してきた経験から、覚せい剤などを乱用するとどのような影響があるのか、薬物依存者の実際の映像を見せるなどして、その危険性を訴えました。
麻薬取締官:
「ちょっと想像してみてください。仲の良い友達4,5人で話をしている。『大麻いいよね』という話をみんながし始める。どうします?話合わせちゃいますよね。大麻というものは皆さんのものすごく身近なところに近寄ってきています」