ワクチン供給量が減少…岐阜県の自治体で行われる集団接種にも影響 実施や予約を一時取り止める市も
ワクチン供給の減少が、岐阜県で行われる集団接種にも影響しています。
岐阜市は、市内の小中学校で実施しているワクチンの集団接種を7月18日で一時取りやめると発表しました。
6月30日に会見した柴橋市長は、「国からのファイザー製ワクチンの供給が減る見通しで、8月以降の見込みが示されていないため」と話しています。
岐阜市では市役所と2つの保健センターに加え、小・中学校の体育館を集団接種の会場にして、土日に「巡回」する形で接種をしてきましたが、当面市役所と保健センターの3会場のみで実施することにしました。
岐阜市は国に対し早期に計画を示すよう求めていく方針で、11月末までに全市民に接種を完了させたいとしています。
また岐阜県大垣市は、集団接種の「予約」を一時停止しました。こちらもファイザー製ワクチンの供給が影響しています。
大垣市によると7月18日の接種以降、ワクチンが供給される見通しが立たないことがわかり、予約の停止を決めたということです。
ただし供給スケジュールに合わせて予約を受け付けていたため、接種のキャンセルは出ていません。
今後の供給量や時期は全くわかっておらず、予約の再開時期は目処が立っていないということです。