岐阜県大垣市の用水路で3日夕方、6歳の男の子が浮いているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。

 3日午後5時15分ごろ、大垣市禾森町2丁目の幼稚園児・柴田翔也ちゃん(6)の母親(34)が「長男が自宅からいなくなった」と大垣署に届け出ました。

 警察や家族らが付近を捜索しおよそ20分後、翔也ちゃんが自宅から70メートルほど離れた用水路で浮いているのが見つかりました。

 翔也ちゃんは意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。死因は溺死だということです。

 警察によりますと翔也ちゃんは、母親と2人暮らしで、母親が昼寝をしていた間に1人で外出したとみられています。

 用水路は、幅1.5メートルでこの時期は田んぼに水を引くために水深が1.1メートルほどあったということで、警察は翔也ちゃんが何らかの原因で用水路に転落したとみて、詳しく調べています。