江戸後期に積み直されたとみられる石垣が…『岡崎城跡』で幅約4mにわたって崩落 降り続いた雨の影響か
愛知県岡崎市の「岡崎城跡」で3日、スロープの側面にある石垣の一部が崩落しているのが見つかりました。2日から降り続いた雨の影響とみられています。
3日午前8時半ごろ、岡崎市の指定史跡「岡崎城跡」の敷地で、見回り中の管理会社の男性職員が、石垣の一部が崩れているのを見つけました。
市によりますと、多目的広場と国道1号線を結ぶスロープの側面にある石垣が、幅およそ4メートル、高さ最大4.5メートルにわたって崩落したということです。この崩落によるケガ人はいませんでした。
2日午後6時半ごろ確認した時には、異常はなかったということですが、2日から降り続いた雨の影響で地盤が緩くなり、崩れたとみられています。
この石垣は江戸時代後期の頃に積み直されたとみられ、市は現在この通路を立ち入り禁止にしています。修復方法については、今後検討するということです。
※画像は岡崎市提供