名古屋市千種区の古川美術館で、自由な創作活動を志す「日工会」に所属する作家が陶器や漆などで作った104点の作品が展示されています。

 長い時間をかけて浸食・風化した岩石を陶芸で表した作品に、下から見上げた大きな木の様子を糸を使って表現した作品も。

 愛知県瀬戸市の陶芸家・加藤令吉さんが手掛けた、森林をイメージした作品では、緑を中心とする色合いの中に、白や黒の濃淡をつけることで、森の中にある光と影を表しています。

 この作品展は、8月9日まで開かれています。