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7月28日は「土用丑の日」です。スーパーで販売される「うなぎのかば焼き」、気になる今年の値段を取材しました。
名古屋の大須商店街にあるスーパー「サノヤ」では、土用丑の日を前に「国産うなぎのかば焼き」が2尾入って2139円と、去年よりおよそ900円も安い価格で販売しています。
サノヤ海鮮部主任の担当者:
「コロナの影響で飲食店が使えなかった分、需要が増えちゃって、そういうのがスーパーに売りやすいお値段で入ってくる感じですね」
サノヤの場合、今シーズンは「うなぎのかば焼き」の仕入れ値が安いため、多くの人に食べてもらおうとお値打ち価格にしたそうです。
一色うなぎ漁業協同組合によると、不漁続きだったうなぎの稚魚は、去年と今年はよく獲れているとのこと。
スーパーに並ぶ「国産うなぎのかば焼き」も産地や大きさで変わるものの、平均で1尾1700円から1900円ほどと、例年より少し手頃な価格といいます。
飲食店では…名古屋市瑞穂区のうなぎ料理専門店「ひつまぶし う家」。オリンピックイヤーの今年、注目のメニューが…。
店員:
「『金シャチひつまぶし』でございます」
うなぎのかば焼きに、大きなエビの天ぷら。さらに金メダルならぬ金箔がかけられています。
大海老は16年ぶりに地上に下ろされて話題にもなった、名古屋城の金シャチがモチーフ。
(リポート)
「香ばしい香りがします。うなぎの上品な脂の甘さが伝わってきますね。金箔がたっぷりかかっていて、すごくおめでたい感じがします」
7月23日に開会式を迎える東京オリンピック。その開催期間の7月28日が「土用丑の日」で、出前も増えると予想されます。
ひつまぶし う家の支配人:
「テイクアウトも行っているので、ぜひご家庭で召し上がって頂けたらと思います。金を食べながら、選手が金メダルをとれるように、皆で応援しましょう」