次の衆院選への出馬を表明した三重県の鈴木英敬知事の後継として、亀山市出身の元官僚が知事選に立候補する意向を示しました。

元国交省官僚 一見勝之さん:
「故郷のために働けるのであればと、気持ちを固めさせていただいたところであります」

 国交省の元官僚、一見勝之さん(58)は6日、出身地の亀山市で会見し、次の知事選に出馬する意向を表明しました。

 一見さんは東京大学法学部を卒業後、1986年に旧運輸省に入省。海上保安庁次長などを歴任し、7月1日に国交省を辞職していました。

 鈴木知事は5日、次の衆院選の三重4区から出馬する意向を表明していて、後継候補として与野党が相乗りで一見さんを擁立するべく調整を進めています。

 三重県知事選挙には、共産党推薦の元県議・岡野恵美(69)さんも立候補を表明しています。