東京オリンピックの女子マラソンが、7日札幌で行われ、愛知県出身の鈴木亜由子選手は19位でフィニッシュしました。

 暑さ対策のため、スタート時間を1時間繰り上げた女子マラソン。豊橋市出身の鈴木亜由子選手は、序盤から先頭集団を追いかける展開となります。

 一時は先頭集団に近づき、地元・豊橋市のパブリックビューイング会場は盛り上がりを見せました。

 しかしその後、ケニア勢が先導する先頭集団に距離を広げられ、19位でフィニッシュしました。

 実家の両親は力走をテレビで見守り、ゴールすると母・由美子さんからは「お疲れ様。頑張った頑張った」という感想が、父・伸幸さんは「よかった。良い顔しとった」と話しました。

 レース後のインタビューで、鈴木選手は「この5年間の積み重ねを今回42.195キロでぶつけることができて、悔しいですけど、やった結果だと思います。」と話しました。